
坐禅とは、坐る禅であるが、まず禅とは。
「禅」自体は、日本で言う平安時代初期〜平安時代中期に中国で生まれた発想であるといわれる。
俗に「禅宗」と呼ばれる宗派は、菩提達磨というインド僧を始祖としている。
禅とは、梵語で「ゼンナ」という言葉に音を表わす「禅」という文字を当てたものである。意味の上からは、定(じょう)とか静慮(じょうりょ)とか、思惟修(しゆいしゅ)などと訳される。
これは、物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心の働きを調えることを言う。この道を体得し、体解(たいげ)するのが禅の真義である。
生きる事全てが禅である。
かつて異色の僧・普化(ふけ)は「不生でおれ」と教えたが、このことと同じである。
そのためには、物事の表面の姿、形に執らわれて、好き嫌い、善し悪しの心の動きがあってはできず、心を有りのままにしなければならない。
そのための、無の境地に至るための行法が、坐禅なのである。
坐禅を知り、剣を知る。「火水の剣」も御覧下さい
